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SYMPTOMS / 消化器

吐く・吐き戻し──どこから動物病院か

猫はもともと吐きやすい動物です。しかし「いつもの吐き戻し」と「すぐ受診すべき嘔吐」の境目を見極めることは、命を守る判断につながります。獣医師監修で線引きを解説します。

症状嘔吐消化器
監修
【監修者調整中】獣医師
所属:【調整中】動物病院 / 専門:消化器内科
略歴:【監修者確定後に略歴1行を記載】
監修日:2026年4月23日

1. 「吐く」と「吐き戻し」は別物

吐き戻し(regurgitation)は食道までで食物が戻る現象で、消化されていない円柱状のフードが出てきます。一方、嘔吐(vomiting)は胃から逆流する積極的な動きで、お腹が波打ち、消化液が混ざります。原因と緊急度が違うため、見分けは重要です。

2. 様子を見ていいケース

3. すぐ動物病院へのケース

これらは様子見せず受診を
  • 1日に複数回吐く/半日以上止まらない
  • 水を飲んでも吐く(脱水リスク)
  • 吐瀉物に血液(鮮紅色 or コーヒー残渣様)が混ざる
  • 異物(ひも・ビニール・針など)の誤飲が疑われる
  • 同時に元気消失・下痢・発熱・腹痛がある
  • 子猫・シニア猫・持病のある猫

4. 受診時に伝えるべき情報

頻度いつから/1日何回/間隔
内容未消化フード/液体/毛玉/血液/異物
関連症状下痢・食欲・元気・飲水量
食事フード変更の有無/拾い食いの可能性
環境新しい植物・薬・洗剤・他猫の存在

可能なら吐瀉物の写真を撮り、量も伝えると診断の助けになります。

5. 日常でできる予防

毛玉対策として定期的なブラッシング、食事の早食い対策に少量頻回給餌や早食い防止皿の活用が有効です。誤飲しやすい糸・ヘアゴム・ビニールは届かない場所へ。フード変更は7〜10日かけて段階的に。

本記事は一般的な情報です。嘔吐は重篤な疾患のサインのこともあります。判断に迷ったら必ずかかりつけの動物病院にご相談ください。

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