猫はもともと吐きやすい動物です。しかし「いつもの吐き戻し」と「すぐ受診すべき嘔吐」の境目を見極めることは、命を守る判断につながります。獣医師監修で線引きを解説します。
吐き戻し(regurgitation)は食道までで食物が戻る現象で、消化されていない円柱状のフードが出てきます。一方、嘔吐(vomiting)は胃から逆流する積極的な動きで、お腹が波打ち、消化液が混ざります。原因と緊急度が違うため、見分けは重要です。
| 頻度 | いつから/1日何回/間隔 |
|---|---|
| 内容 | 未消化フード/液体/毛玉/血液/異物 |
| 関連症状 | 下痢・食欲・元気・飲水量 |
| 食事 | フード変更の有無/拾い食いの可能性 |
| 環境 | 新しい植物・薬・洗剤・他猫の存在 |
可能なら吐瀉物の写真を撮り、量も伝えると診断の助けになります。
毛玉対策として定期的なブラッシング、食事の早食い対策に少量頻回給餌や早食い防止皿の活用が有効です。誤飲しやすい糸・ヘアゴム・ビニールは届かない場所へ。フード変更は7〜10日かけて段階的に。