失踪したノラを捜し続ける百閒夫妻のもとに現れ、家族となった二代目の猫。内田家で約6年を過ごしたのち病を得て旅立ち、随筆『ノラや』後半を彩りました。
| 名前 | クルツ(Kurz) |
|---|---|
| 名前の由来 | ドイツ語で「短い」を意味する『kurz』 |
| 種別 | 野良出身(雑種) |
| 性別 | オス |
| 来訪 | 1957年(ノラ失踪後) |
| 所属 | 内田百閒家 |
| 所在 | 東京都(内田百閒邸) |
| 関連書籍 | 『ノラや』中央公論新社(中公文庫) |
| 公式URL | 中央公論新社『ノラや』書籍紹介 |
1957年、ノラが失踪したのち、内田百閒夫妻の軒先に現れた野良の雄猫。 ノラを捜し続ける夫妻に寄り添うように住み着き、新たな家族となった。 名前はドイツ語で「短い」を意味する『クルツ(kurz)』。短毛だったことに由来するとされる。
内田家で約6年を過ごしたのち、病を得て旅立った。 『ノラや』にはクルツとの日々を描いた随筆も多数収められ、 「失ったものを埋めるように現れた猫」の象徴として読者に長く記憶されている。 ノラ失踪の悲しみと、新しく家族となったクルツへの愛情。 その両方が交錯する『ノラや』後半は、猫好きのみならず多くの読者の胸を打ち続けている。