『鞍馬天狗』『パリ燃ゆ』で知られる作家・大佛次郎が生涯で世話した猫は500匹超。常時10〜15匹と暮らし、猫の随筆・童話も多数残した、日本有数の愛猫家文人です。
| 飼い主 | 大佛次郎(おさらぎじろう/1897〜1973) |
|---|---|
| 居住地 | 神奈川県鎌倉市・横浜市 |
| 生涯の世話頭数 | 500匹超(野良含む) |
| 同時飼育頭数 | 常時10〜15匹(最大同時15匹の時期あり) |
| 代表的な猫作品 | 童話『スイッチョねこ』ほか猫随筆多数 |
| 関連施設 | 大佛次郎記念館(横浜市中区山手町113) |
| 関連書籍 | 『大佛次郎と猫 500匹と暮らした文豪』小学館 |
| 公式URL | 大佛次郎記念館 公式 |
大佛次郎(1897〜1973)は横浜・鎌倉を拠点に活動した昭和を代表する作家。 『鞍馬天狗』『パリ燃ゆ』『天皇の世紀』などの大作で知られる一方、随一の愛猫家としても有名で、 生涯で世話をした猫は野良猫を含め500匹を下らないと伝えられる。
自宅には常時10匹以上の猫がおり、最大で同時に15匹が暮らしたこともあった。 近所の野良猫の世話まで含めると、生涯で関わった猫は数百を優に超える計算になる。 童話『スイッチョねこ』は「わが生涯最高の作品」と自ら語った猫の物語で、 「鞍馬天狗の作者」という大佛次郎像とは別に、もう一つ重要な作家像をなしている。
横浜・山手にある大佛次郎記念館では、作家としての功績だけでなく、 愛猫家としての生涯も含めて顕彰する展示が行われている。 『500匹と暮らした文豪』というキャッチコピーは、現代日本の保護猫活動の文脈でも度々言及される。