島津義弘が文禄・慶長の役に連れていった7匹のうち、無事に薩摩へ生還した2匹の猫を「時の神様」として祀る、鹿児島屈指の猫神社。世界文化遺産・仙巌園の鎮守として、全国の愛猫家が参拝に訪れます。
| 正式名称 | 猫神社(ねこがみしゃ) |
|---|---|
| ご祭神 | 島津義弘ゆかりの2匹の猫(時の神様) |
| 所在 | 仙巌園(名勝/世界文化遺産『明治日本の産業革命遺産』構成資産)内 |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1 |
| アクセス | JR仙巌園駅下車すぐ/鹿児島中央駅からカゴシマシティビューで約50分「仙巌園前」下車/園入口から猫神社まで徒歩約10分 |
| 拝観時間 | 9:00〜17:00(仙巌園の開園時間に準ずる) |
| 拝観料 | 仙巌園入場料が必要 |
| 公式URL | https://nekogamisha.jp/ |
文禄元年(1592年)、薩摩藩17代当主・島津義弘は文禄の役に際し、7匹の猫を朝鮮半島へ伴いました。 これは猫の瞳孔の開き具合によって時刻を推し量る「時計」としての役割を担わせたためと伝えられ、 各部隊に配属されていたといいます。7年に及ぶ戦役のあいだに5匹は戦没し、無事に薩摩へ生還したのはわずか2匹でした。
義弘はこの2匹の霊を「時の神様」として篤く祀り、当初は鹿児島城北端・城山の尾根下の護摩所に鎮座していました。 明治維新後、鹿児島城が軍部に移管されたことを機に島津家別邸・仙巌園(万治元年=1658年、19代光久が築庭)内へ遷座し、 2012年には現在の社殿位置へ再整備されました。以来、時計業界関係者や全国の愛猫家が集う信仰の場となっています。