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CARE / 育て方 / 栄養

猫の栄養と食事の基本

猫は犬や人と違い、完全肉食動物として進化してきました。だからこそ食事設計には独特の決まりがあります。タウリン・タンパク質・水分摂取の3つの軸から、毎日の食卓を考えます。

育て方栄養食事水分摂取
監修
【監修者調整中】獣医師・愛玩動物看護師
所属:【調整中】 / 専門:動物栄養学
略歴:【監修者確定後に略歴1行を記載】
監修日:2026年4月23日

1. 完全肉食動物としての猫

犬は雑食寄りに進化したのに対し、猫は今もなお完全肉食動物(オブリゲート・カーニボア)です。植物性原料からアミノ酸・必須脂肪酸を効率的に合成する代謝経路を持たず、食事から動物性のものを直接摂る必要があります。「人間と同じものをあげる」「ベジタリアン食を与える」は基本的に推奨されません。

2. タウリンの必須性

タウリン※1は猫にとって体内合成が不十分な必須アミノ酸様物質で、欠乏すると拡張型心筋症や網膜変性の原因になります。総合栄養食には適量配合されているため、市販のキャットフード(AAFCO基準準拠)を主食にしていれば通常は不足しません。手作り食を主体にする場合は獣医師指導下でサプリメント補給が必要です。

※1 タウリン:含硫アミノ酸の一種。心臓・網膜・胆汁酸代謝に重要。

3. 必要なタンパク質量

成猫は体重1kgあたり1日5〜6gのタンパク質を必要とします(人間の約2倍)。シニア猫は筋肉量維持のため、腎臓に問題がなければむしろ高品質タンパク質を維持することが推奨されています。腎臓病が進行している場合のみ、リン制限と合わせてかかりつけと相談を。

4. 水分摂取という生命線

猫が水を飲まない理由

砂漠由来の祖先(リビアヤマネコ)の名残で、猫は本来、獲物の体液から水分を摂る動物です。ドライフード中心だと慢性的に水分不足になりやすく、尿路結石・慢性腎臓病のリスクが上がります。

水を増やす工夫:複数の水飲み場、流水器、ウェットフード併用、ぬるま湯、器の素材変更(陶器・ガラス)。冬場の水温低下にも注意しましょう。

5. フード選びの基準

表示「総合栄養食」かつ「AAFCO基準準拠」を確認
原材料動物性タンパク質が筆頭にあるもの
ライフステージ子猫用・成猫用・シニア用を年齢で切替
形状ドライ+ウェット併用が水分摂取の点で推奨
切替方法7〜10日かけて少しずつ混ぜる
本記事は一般的な情報です。持病のある猫、子猫・シニア猫の食事は個体差が大きいため、必ずかかりつけの動物病院にご相談ください。

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