高松港の北約10kmに浮かぶ、瀬戸内国際芸術祭の主要会場。ジャウメ・プレンサ作「男木島の魂」(フェリーターミナル)をはじめ、空き家を活かしたアート作品と、傾斜地の集落で暮らす猫たちが共存する芸術と猫の島。
| 所在地 | 香川県高松市男木町 |
|---|---|
| 面積/周囲 | 約1.34㎢ / 約5.0km |
| 住民数 | 約150名(2024年現在) |
| 猫の数 | 推定100〜150匹(NPOによる管理が進む) |
| アクセス | 高松港から雌雄島海運フェリー「めおん」で約40分(女木島経由) |
| 船便 | 1日6便(季節・芸術祭期間で増便あり) |
男木島は瀬戸内海・備讃瀬戸に位置し、女木島とともに「雌雄島」を構成する。集落は港から斜面に張り付くように 広がり、石垣と細い路地が特徴的な景観をつくる。2010年から3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の主要会場のひとつで、 フェリーターミナル「男木島の魂」(ジャウメ・プレンサ/2010年常設)をはじめ、空き家・路地を活用した 恒久作品が点在する。芸術祭をきっかけに移住者・若い家族が増え、2014年には休校していた小中学校が再開。 過疎の進む瀬戸内離島の中で、アートと地域再生の成功例としても注目される。
男木島は古くから猫が多い島として知られていたが、芸術祭の来訪者増加とSNS拡散により「猫の島」としての知名度が 全国に広がった。港・路地・神社周辺で多くの猫を見ることができ、人馴れした個体も多い。一方、観光客の増加に伴い 無秩序な餌やりや写真撮影による猫のストレスが課題となり、地元NPO「男木島の活性化を目指す『男木島』」や 動物愛護団体が連携して不妊去勢手術・健康管理を継続的に実施。看板や島内ガイドで「給餌は指定場所のみ」 「抱き上げ・追いかけ禁止」のルールが明示されている。芸術祭期間は特に来訪者が集中するため、住民・猫双方への 配慮が一層求められる。