沖縄本島南部・南城市の海岸からわずか数十メートル、奥武橋で繋がる周囲約1.7kmの小さな漁師町。沖縄てんぷらの名店と、漁港・市場・防波堤に暮らす猫たちで知られる、本島から日帰りで行ける南国の猫島。
| 所在地 | 沖縄県南城市玉城字奥武 |
|---|---|
| 面積/周囲 | 約0.23㎢ / 約1.7km |
| 住民数 | 約950名(2024年現在) |
| 猫の数 | 推定数十匹〜100匹(漁港周辺に集中) |
| アクセス | 那覇空港から車で約45分。奥武橋で本島と陸続き |
| 名物 | 奥武島いまいゆ市場、沖縄てんぷら(中本てんぷら店ほか)、ハーリー(旧暦5月4日) |
奥武島は沖縄本島南部・南城市玉城に属し、本島と「奥武橋」(全長約100m)で繋がる小さな島。古くから 沖縄屈指の漁師町として知られ、現在も島の経済の中心はマグロ・ソデイカなど近海漁業。島名の「奥武」は かつて琉球各地で風葬の場として使われた島に与えられた呼称(沖縄各地に「奥武島」が複数存在)に由来する。 旧暦5月4日に行われる「ハーリー(爬竜船競漕)」は沖縄を代表する伝統行事の一つ。観光客には 奥武島いまいゆ市場と、ボリューム満点の沖縄てんぷら(魚・もずく・イカ天など)の店が人気で、 週末を中心に多くの来訪者で賑わう。
奥武島の猫は、漁港・市場周辺・てんぷら店付近・防波堤で多く見かけられる。漁師町に古くから棲みついた個体が 漁の余り魚などを得て世代を重ねており、人馴れしている個体が多い。観光客の餌やりも一部で行われているが、 無秩序な給餌は栄養過多・ゴミ問題・他の野良猫の流入を招くため好ましくない。沖縄県内では各市町村と 動物愛護団体が連携した飼い主のいない猫の不妊去勢手術助成が進められており、奥武島でも徐々に頭数管理の 取り組みが行われている。本土の離島と異なりアクセスが容易な分、観光客のマナーが島の猫の健康と 漁師町の生活環境に直接影響する。