基本情報
| 正式名称 | 大谿山 豪徳寺(だいけいざん ごうとくじ) |
| 宗派 | 曹洞宗 |
| 本尊 | 釈迦牟尼仏 |
| 住所 | 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7 |
| アクセス | 東急世田谷線「宮の坂」駅 徒歩5分/小田急小田原線「豪徳寺」駅 徒歩10分 |
| 拝観時間 | 6:00〜18:00(招福殿の招き猫授与は8:00〜16:30) |
| 拝観料 | 無料 |
| 公式URL | https://gotokuji.jp/ |
由緒
文明12年(1480年)、世田谷城主吉良政忠が伯母の菩提を弔うため弘徳院として創建したのが始まりとされる。
寛永10年(1633年)、彦根藩主井伊直孝が鷹狩りの帰路、寺前の門前で和尚の飼い猫が手招きするのを見て立ち寄り、
雷雨を避けることができた──。この故事が「招き猫」発祥の伝承として広まり、井伊家の菩提寺となった。
直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英大居士」から「豪徳寺」と改称。以後、井伊家代々の墓所として栄え、
幕末の大老・井伊直弼の墓もここにある。
見どころ
- 招福殿(招き猫を奉納する社殿)と、無数の招福猫児(まねきねこ)が並ぶ奉納棚
- 井伊家墓所(東京都指定史跡)── 井伊直弼の墓を含む井伊家代々の墓
- 三重塔(平成18年再建)── 招き猫のレリーフが施されている
- 仏殿(東京都指定文化財)── 江戸時代中期の堂々たる建築
- 梵鐘(世田谷区指定文化財)── 延宝7年(1679年)井伊直澄の寄進
授与物
- 招福猫児(まねきねこ):白磁の素朴な右手挙げの招き猫。1号〜尺寸まで複数サイズ。願いが叶ったら奉納棚に納める習わし。
- 御朱印:通常御朱印あり。招き猫モチーフの限定御朱印は授与されない(公式方針)。
- 御守:招福守、開運守ほか
祭礼・年中行事
- 1月:修正会
- 3月:彼岸会
- 8月:井伊家先祖代々追善供養
- 12月:成道会・除夜の鐘
参拝のお願い
豪徳寺は静謐な禅寺です。招福殿および境内では、大きな声・自撮り棒・三脚等の使用はお控えください。
奉納された招き猫は信仰の対象です。手に取らず、写真撮影もマナーを守って行いましょう。
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出典
- 豪徳寺 公式サイト「招福猫児(まねきねこ)の由来」https://gotokuji.jp/(2026年4月閲覧)
- 世田谷区教育委員会『せたがや百景』世田谷区、1985年
- 東京都教育委員会「井伊家墓所 解説板」現地、2026年4月実地調査
- 板倉聖宣『招き猫の文化史』平凡社、2009年